2023年11月19日 (2日目)ベトナム旅行 2日目
ホアンキエム湖~ドンスアン市場~ハノイ都市交通まで歩く!
ブンチャーの有名店、ダックキムでブンチャーを食べ、Bia Saigonを飲み、
次に移動しました。
↓ 前回までのベトナム旅行の記事も良かったら読んでね。
朝からローカルな食堂(露店)の激ウマのオコワ(Xôi Gia Truyền Bà Thu)を食べ、ブンチャーの有名店らしいダックキム(Bún Chả Đắc Kim)でブンチャーとビールを食べて飲み、だいぶ腹いっぱい。
腹ごなしに、しばらく歩くことにした。
行先は、とりあえずハノイ市民の憩いの場であるホアエムキム湖とした。
ホアンキエム湖 Hồ Gươm (Hoàn Kiếm)
場所
ホアンキエム湖の概要
ハノイ市内をGooglemapで見ると市内にはいくつものも湖があることが分かります。
ここ、ホアンキエム湖は市内にたくさんある湖の中の1つで、市民の憩いの場となっているのと観光客の主要な観光スポットの一つにもなっています。
湖の周囲には、たくさんの木々、花があり緑が豊富な公園です。
その花や木々を眺めながらベンチで有意義な時間を過ごすことが出来るようになっています。
湖を眺めることが出来る場所には、多くのカフェ・ホテル・レストランが立ち並んでいて、湖を眺めながら食事をとるなど贅沢な時間を過ごすことが可能です。
見た感じ、湖の透明度は低く水質は悪そう。笑
まぁ、そんなことよりも緑が豊富でとにかく湖周辺には数多くのベンチが設置されていて、多くの人が一休み出来る環境が、ここホアンキエム湖公園にはあります。
これって本当に良いですよね。
ホアンキエム湖周辺を散歩
たまたま、公衆便所を発見。
中々の稼働率で、ひっきりなしに人が入れ替わりトイレを使用していました。
座れない人ってほとんどいないんじゃないだろうか、ってくらいベンチが多いので本当にありがたい。
ベンチに座って佇んでいると、隣に来た欧米人の女性二人組がIt’s Free?と空いている隣に座り、アイスを食べだした。
今日の気温は20度をはるかに超え、28度くらいあるんじゃないだろうか。
気持ちイイ天気!・・よりも暑い!と感じる気温です。
そりゃ、アイスも食べたくなる陽気ですよね。
私もベトナムアイスを食べたい!!
いやー、実に良い時間を過ごすことが出来ました。
こんなにゆっくり時間が流れ、過ごせているのはいつ振りであろうか・・・。
歩いているとホアンキエム湖周辺で何かイベントをしていて、かなり人で混雑していました。
湖面を眺めていると、遠くに何かがあるのを見つけた。
そちらは、次の目的地としているドンスアン市場方面でもあるので、ちょっと行ってみることにした。
ドンスアン市場(Chợ Đồng Xuân)
場所
ドンスアン市場の概要
ドンスアン市場は、旧市街の北側エリアにあります。
市場で売られているのは、日用雑貨、衣類、食べ物、何でもあるそんな市場です。
ベトナム雑貨も売っていて、観光客慣れしている店舗は最初は高めに価格を提示してきますので、値引き交渉は必須です!
1階は日用雑貨、2、3階は衣料品店があり、相当な数の店舗がひしめき合っています。
通路幅が50cmしかない!なんてところも多くありました。
ハノイ市民が買い物にくるだけではなく、多くの観光客もこの市場には買い物に来ていて、お土産物を買うこともできます。
ドンスアン市場の探索
このドンスアン市場は、市場の中だけではなくて市場の外にも多くの店舗がありました。
市民の皆さんもたくさん買い物に来ているようで、観光客向けとローカルな買い物客が混同している市場のようです。
きっと現地の人と観光客で同じものを売るにも価格が違うのでしょうね。
↓ こちらの店舗で、瀬戸物のスプーン、箸を何点か購入しました。
↑ こちらのオバちゃんは、話し方がしっとりしていて観光地にある市場にいる典型的な売りつけたいオバちゃんとは違って、ついつい話し込んでしまいました。
買えーーー!とか買ってくれーーーーー!と強く、しつこく言われると拒否の姿勢を見せたくなりますが買ってくれない?♡と、しっとり言われると買いたくなる。笑
爪切り(爪を切りたかった!笑)、スプーンを3つ、箸、木製の茶碗を購入。
全部で、220,000ドン(日本円で約1,200円)でした。
気の優しいオバちゃんだったので、ほんの少しだけ値引きしてもらいました。
いつもは、激しく闘いながら値引き交渉をするのですが、このオバちゃんには完敗してしまいましたね。笑
しかも、1,000ドンとか5000ドンが増えてきてしまったので、オバちゃんにプレゼントしてしまいました。笑
アジアの市場は、どこも大きく変わりはありません。
店員さんは、携帯をずっと見て、床に座ってダラダラしてたり。笑
どうして、こんなに数多くの店舗があるのに店が潰れないのか本当に不思議。笑
雑多な雰囲気満載なドンスアン市場。
中々、面白かった。
ただ、他に何か買いたいものがなかったので早々にドンスアン市場は退散することにしました。
次は、ハノイに新しく出来た都市交通に乗りに行くことにしました!
このドンスアン市場からハノイ都市交通の駅、Cat Linh Station まで徒歩で約3.3km!、中々遠いですが行けるところまで徒歩で頑張りました。
ハノイ都市交通
ハノイ、ホーチミンの都市交通の特徴(JICA報告書から抜粋)
都市交通を考えた方がイイよねー、その理由は道路の混雑。
そして、道路はなぜ混雑し、慢性的に渋滞しているのか。
それはバイクの台数が半端ないからです。
おまけに言うと、交通ルールが無秩序だからだと思うのですが政府機関?のJICAがそんなこと公式に言うわけありませんよね。笑
ベトナムに喧嘩売ってんのかっっ!?って言われちゃいますから。笑
ハノイ市民は、どれくらいのバイク保有率なのかJICAが調べたんです。
1,000人当たり約250台のバイク保有率!
バイクと自転車の交通分担率は90%以上。
- バイクの保有率が高い理由
- 理由
- 免許不要
- 排気量50cc以下のモーターバイクの運転には免許不要
- 資産形成
- モーターバイクの新車と中古の市場価格が大差ない(最も人気のあるホンダのドリームⅡは新車2,300米ドル、中古でも2,000米ドル強)
- モーターバイクが不動産(一戸建て平均2万5,000米ドル程度)や金製品と並ぶ資産形成手段となっている
- 利便性
市域がいまだ3~5kmと狭く、ほとんどの生活・通勤圏はモーターバイクで移動できる
- 免許不要
- 理由
都市交通政策・計画は日本のJICAが調査していました。
(1997年、JICAの支援でハノイ都市交通計画調査を実施)
ホーチミンは英国が実施している記録がありました。
しかしながら、結果的には、ハノイは中国が都市交通を担い、ホーチミンは日本のODAで整備されていると言う、よくわからん結末になってます。笑
ベトナム都市公共交通の改善方策 要約(JICA報告書)
とにかく、ハノイ市内は慢性的な渋滞。
とくにバイクで溢れかえっています。
バイクの交通量を減らすために、都市交通を作ろう!・・・ってことだと思うんですが、果たして上手くいくのか。
結果が出るのは、もう少し後な気がします。
ハノイ都市交通路線図
カットリン駅を始点にした場合、終着駅はGa Yên Nghĩa駅(ベン・イェン・ギア駅)
↓ ハノイ都市交通路線図(Googlemapから引用)
所要時間: 44分
切符代 : 15,000ドン(日本円で約80円)
その他
初乗りは、7,000ドン(日本円で約40円)。
なんせ、始発駅(カットリン)から終点駅(ベン・イェン・ギア)まで44分も乗っても15,000ドン(日本円で約80円)。
これって採算が取れるのか心配するレベルで安すぎませんか?笑
ハノイ?ベトナム全般?は、ホテル代も安い、交通費(Grab、バスなど)も安い。
旅行者には優しい国だなって思います。
このハノイの都市交通は、この安さですからハノイ市民が都市交通の移動に慣れてくればたくさんの人が使うようになるのかもしれませんね。
ドンスアン市場 → Cat Linh駅までの徒歩ルート
とりあえず、ドンスアン市場からCat Linh駅(カットリン)まで歩くわけですが、場所はここになります。(ハノイ駅の裏手にある)
↓ こちら。
ドンスアン市場からの徒歩ルート
いやー、遠い。
遠すぎる!!
これだけ長く歩くと、何か物語が生まれるかもしれません。
いや、たぶん生まれないけど何か面白いことがないか期待はしたい。
づつく