ニンビンからハノイに統一鉄道で戻る！
ニンビンの観光地、複数個所をバイクで巡り、大満足でニンビン駅に戻り、終いに炒飯とＢｉａ Ｓａｉｇｏｎを飲んでご満悦。
バスでハノイに戻る予定を変更して、統一鉄道でハノイに戻るためには鉄道チケットを購入しなくてはならない。
今日の物語は、ここから始まります。
↓ 前回までの記事はこちら。良かったら過去記事も読んでね。
レンタルバイク屋を兼務している激ウマ、ローカル食堂を涙ながらに去り、ハノイ行きの統一鉄道チケットを購入できるのかニンビン駅に行ってみることにした。
↓ 写真の奥にある窓口でチケットを買えます。
ニンビン駅でハノイ行きの鉄道チケット購入
チケット売り場にいた駅員さんは、またしても女性。
ベトナム人の男性は、この国で働いている人は恐らくいない。笑
無機質な表情をした女性は、英語が通じた。
私よりも英語が話せる様子だ。
まぁ、私の英語力は英国の３歳児よりも低いと思いますが・・。
ともあれ、聞き取れた内容はと言うと座席はすでにＦＵｌｌ！！であるということだ。
えーーー、うそでしょーーー。
バスターミナルまで歩きたくないよーー。
と日本語で伝えたら、通じた。笑
座席以外の提案をしてくれたのです。
ハノイ行き列車
- ３段ベッド 一番上 １４４，０００ドン（日本円で約 ８４０円）
- ３段ベッド 真ん中 １６０，０００ドン（日本円で約 ９４０円）
- ３段ベッド 一番下 １８０，０００ドン（日本円で約１，０６０円）
３段ベッドの一番上は狭くてヤバそうな気配がプンプンする・・・。
が、リトル自分が言っている。
ブログのネタになるぞ・・・と。笑
それは冗談ですが、ニンビンからハノイは約２時間。
仮に狭くて辛くても２時間なら我慢できる。（と思った）
もし次回、ベトナムのハノイやニンビンに来たとき、この経験を次に活かせるのではと考えて一番、乗りたくない３段ベッドの一番上を選択した。
そもそも３段ベッドの一番上まで登頂出来るのだろうかと心配になったが、もう購入してしまった。
↓ ニンビン発 １６：２９ ＳＥ８、車両番号 ３、座席番号 １８
↓ ベトナム統一鉄道HP こちらで時刻表、座席、費用などが見れます。
心配し過ぎは体に悪いので、もう忘れることにした。笑
まだ時間があるので、次はいつニンビンに来るか分からないのでニンビン駅周辺を探索することにした。
特に何もない。笑
普通の街並みだ。
あまり遠くに行く時間もないし、ムア洞窟の岩山を登って疲労困憊なので、ニンビン駅に戻って椅子に座りグダグダすることにした。
少しづつ、鉄道に乗車するのであろう人達が駅に集まってきた。
ざっと見た感じでは３０人もいない。
ハノイから来る観光客は、みんなバス？かツアーバスで帰るのであろう。
私も裕福であれば、もちろんそうしている。笑
貧乏だけど暇はある、・・が金はない。笑
ブログ友達になってくれている、なるさん、あおさん。
このお二人は、同じような時期に同じ場所（ハノイ）に旅行に行かれていました。
ただ、私とは違い旅がエレガントなんです。
中年男子とは正反対の旅をされていて、女性ならではの楽しみ方を満喫されている記事で、個人的に凄く楽しく読ませて頂きました。
ハノイまで、ベトナム統一鉄道の３段ベッドの一番上に乗って狭いよー、狭いよーと言いながら２時間も耐えた自分が恥ずかしく感じたりもしましたね。笑
私も本当はこんな旅がしたいと思いましたし、次回の一人旅から真似しようと思いました。笑
なるさん、２回目の勝手な言及、あおさん、１回目の勝手な言及をお許しください。
ニンビン駅のプラットフォームにハノイ行きの鉄道が到着
もうすぐ列車がくると言うことで、ぞろぞろとプラットフォームに移動。
さて、３段ベッドの一番上はどれくらい過酷なのか。
３段ベッドなんだから、ハシゴくらいあるはずだと考えた自分は甘かった。
そんなもの、どこを見てもなかった・・・。 これ、どうやって３段ベッドの一番上に上がるんだーーー！！と言っても、思ってもハシゴが無いものは無い。笑
この、ペラッペラな寝床。
見た目とおり、硬い。笑
そして、見事にハシゴがなかった。笑
一番下の左右には、５歳くらいの子供とママ。
真ん中の左右には、１５－２０歳くらいの女の子２人が爆音で音楽を聴いている。笑
一番上の右には私で、左は誰もいなかった。
ハシゴがないので、まず靴を床で脱ぎ、靴を３段ベッドの一番上に置く。
靴下になって、１段目、２段目を階段代わりの踏み台にして３段目に上がる。
まさか、統一鉄道車内で登山をするはめになるとは・・・。
そして、私が寝ようとしているベッドは天井までの高さが低くて胡坐で座ると頭を４５度以上、傾けないと天井に頭が当たる。
激せまだ・・・。
仕方ないので横になるしかないわけだが、ホーチミン～ハノイ間の所要時間は３０～４０時間だ。
ベトナム統一鉄道のＨＰで時刻表を見たら、所要時間は３６時間になっていた。
ニンビンからハノイまでが２時間。
３６時間ー２時間＝３４時間
もしかすると、３４時間ほどこのベッドで誰か知らない人が寝ていた可能性があるってことです。
それが中年のオッサンだろうと、可愛いおばちゃんであろうと、お姉ちゃんであろうと、抵抗ありますなーーー。
こんなこともあろうかと、私はタオルを持ってきていた。
ナイス、俺！
枕にタオルを敷き、シーツは仕方ないとしても、掛布団は寒くないのでかけない。
これで２時間耐えた。
耐えたと言っても寝ていただけですが。笑
次回があったとしたら、バスにしようと固く心に誓った。笑
そして、この車両は禁煙だったはずだ。
しかしながら、クソタバコ臭い。
私はタバコを吸わないのでタバコ臭を敏感に感じる。
くせぇ、これは近くで誰かタバコを吸ってるぞ！
・・・って、目の前でタバコ吸ってる！
鼻をつまんで臭い！！！とジェスチャーをして、遠くに行って頂いた。
オッサンは苦笑いをして歩いて行ったが、苦笑いをしたいのはこっちじゃい！と思ったけど言わなかった。笑
まぁ、これもカオスな東南アジアのあるあるですね。
いつでも、どこでもタバコを吸う。
中国の話ですが、カルフールの中でタバコを吸いながら買い物をしているオッサンを複数人、見かけたことがあります。
確か、大連だったと記憶してます。
ハノイに到着！
２時間、耐えがたきを耐え、偲び難きを偲び、我慢の結果、ようやくハノイ駅に到着です。
↓ ハノイ駅
到着時刻は、１９：１５でした。
到着予定時刻は１９：１２でしたから、定刻と言って良いですね。
ベトナムで定刻運航なんて信じられません。笑
朝の６：１０に、ここから旅立ってニンビンに行き、１９：１５、無事に戻ってくることが出来ました。
ニンビン駅前で美味い炒飯を食べたのに、追加で食べに行くことにしました。
フォー ボー！（PHO BO）とビール！
Ｂｉａ Ｈａｎｏｉも！
疲労困憊のせいか、もうオッサンだからなのか分かりませんが、ビール２本で酔いが回ってしまい眠くて眠くて仕方ありませんでした。笑
ようやく、これで３日目が終わりました。
４日目は、ハノイからラオカイ（サパ）まで夜行列車で移動。
夜行列車は、ハノイ駅 ２２：００発、ラオカイ ５：５５着。
昼間は結構な時間があると言うことになります。
つづく！
