年始初日、とんでもない天災が起こってしまいました。
どうして、こんな日にこんなことが起きてしまうのか・・・。
能登半島地震 発生
1月Ⅰ日の夕方16時頃、石川県 能登地方を震源とするマグニチュード7.6の大地震が発生。
石川県 志賀町では、震度7が観測されました。
能登地方周辺ではその後も地震が相次ぎ、震度2以上の揺れを伴う地震が多発しています。
気象庁発表によると、地震が発生した16~22時までの6時間で72回も地震を観測しています。
- 震度7 → 1回
- 震度5強 → 3回
- 震度5弱 → 5回
- 震度4 → 15回
- 震度3 → 31回
- 震度2 → 17回
合計 72回!!
この地震による被害状況が経済産業省のHPに掲載されていました。
- 電 力
- 石川県、新潟県で、約 34,000 戸の停電が発生。現在の停電は、送電線や変電所によるものはなく、配電設備の損傷によるもの。
- 北陸電力では、災害対策本部を設置し、情報収集を実施中。
- 供給力について、関西電力から北陸電力への電力融通を指示しており影響はない。
なお、北陸電力管内では、 七尾大田火力発電所(石炭、1号50万kW・2号70万kW)では、地震により稼働中であった1号・2号が停止。富山新港発電所(石炭、25万kW×2)の1号・2号の出力が 50 万 kW から 30 万 kW へ低下しているが、30 万 kW の運転は継続予定。 - 東北電力管内
新潟県:約 1,300 戸(柏崎市 約 1,000 戸 他) - 北陸電力管内
石川県:約 32,600 戸(輪島市約 8,300 戸、珠洲市約 8,100 戸 他)
- ガ ス
- 都市ガスについて、一般ガス導管事業について供給支障は確認されていない。なお、INPEX 直江津LNG基地において、地震による安全確認のため、送ガスを停止しているが、津波警報が解除され次第点検を行い、送ガス再開予定。
- 熱供給事業・簡易ガスについて、確認中ながら、現時点で被害情報なし。
- LPガスについて、確認中ながら、現時点で被害情報なし。
- 製油所・油槽所、SS
-
- 製油所・油槽所について、確認中ながら、現時点で被害情報なし。
- SSについて、現時点で確認されている情報は以下の通り。
(新潟県、富山県、石川県、福井県 ※震度5強以上の地域) - 営業可能(給油・配送可能): 172件
- 営業停止(給油・配送不可): 61件
- 通常営業時間外のため状況確認中: 220件
志賀原子力発電所
石川県にある志賀原子力発電所のモニタリングポストは異常な数値を示しておらず、原子力発電所の健全性は保たれているようです。
東日本大震災の時も地震で原子炉が損壊したのではなく、あくまでも大津波の影響で電源を完全に喪失したことが主たる要因であることを
考えると、日本にある原子力発電所は地震の揺れに対しては耐久性が高いと言えるのではないでしょうか。
専門的なことは、私には分かりませんが現時点で震度7の大きな揺れでも健全性を保っている志賀原発がその証拠かなと思いました。
atom.pref.ishikawa.lg.jp
震源地周辺に居住している方達
とにかく、震度7を観測した石川県の皆さんを中心に周辺県の方達が無事でいることを祈っています。
救出要請をしている方達を1人でも多く救出するために、消防レスキュー、自衛隊に頑張ってもらうしかありません。
特に自衛隊には東日本大震災のときと同様、大いに期待しています。