京都に行こう! その9(2日目! 音羽山 清水寺
↓ 良かったら過去記事も読んでね。
三十三間堂からトコトコと徒歩で清水寺を目指して移動。
茶わん坂
まずは、大谷本廟からトコトコと歩き、茶わん坂なる石碑を発見しました。
↓ 茶わん坂の石碑
右 清水ちかみち と教えてくれてる。笑
なんて親切な石碑を立てたのでしょうか!
茶わん坂をヒーヒー言いながら登っていくわけですが、本当にたくさんの観光客がいました。
外国人ばかりで、日本人っている!?と思うくらいでしたね。
もしかすると私が見たのは、まだ空いている方で時間帯や曜日によってはもっと混み合っているのかもしれません。
オーバーツーリズムが叫ばれている京都を体感してしまいました。
京都に住んでいる人達は、大変な思いをしているのかもしれません・・・。
さて、到着しました清水寺の入口に!!
音羽山 清水寺
ついに来ました、来てしまいましたよ、音羽山 清水寺!
一度は行きたいと思っていた、清水寺。
誰もが知ってる清水寺。
清水の舞台から飛び降りる!・・の清水寺。
この景色を肉眼で見ることが出来て、私は感無量でした。笑
↓ どーーーん!
天気も良くて最高でございました。
なんて美しいのでしょう!
こちらは、仁王門 と言うそうです。
清水寺の正門です。
応仁の乱の戦火で1469年に焼失しましたが、1500年前後に再建され、2003年に解体修理されました。正面約10メートル、側面約5メートル、棟高約14メートルの、再建当時の特徴を示す堂々たる楼門です。(重要文化財)
1500年に再建って、既に約500年も経過しているんですよ?
現実感がないんですが、凄く長い期間、この京都にあることだけは良く分かりました。笑
仁王門からの京都の眺め。
500年前から、ここから京都を眺めた人がいるんですよね。
何だか感慨深い。
京都だけではなく、観光で訪れる場所の歴史を少しでも良いので学ぶと旅行に付加価値が付くようで良いかもしれませんね。
私はもっと京都を勉強せねばなりません。
ドラマ「仁 JIN」を見て勉強します。笑
This is Japan!だっ!!・・・と言っていたかは知りませんが、外国人の皆さんが記念写真を撮ってました。
イタリア人のツアー客でした。
このイタリア人達とは、清水寺の観光を一緒にする形になってしまい(イタリア人達はツアーですが一筆書きの観光順路だったため)、とても人懐っこい人達ばかりで笑顔だったり、簡単な英語で話しかけてきたり、日本を京都を好きになってくれたら日本人として嬉しいなー、って思いました。
それと、フランス人は声がデカいと牛肉麺を食べながら知ったわけですが、イタリア人も負けじと声がデカい!笑
イタリア人は陽気で良く喋るので、楽しそうに見えるので、こっちまで気分が良くなります。笑
存分に日本を楽しんでほしい!
奥へと進み、拝観料を支払う前にミストが噴出しているエリアがありました。
プシューっとミストが出て、この付近だけ涼しい。
涼しいんですが、古都 京都にある清水寺にミストがあるのは何だかアンバランスな気がしましたが、暑いので風情より現実をとったのでしょうね。笑
いよいよ、清水寺に入場。
拝観料
一般 400円
小・中学生 200円
This is KIYOMIZU TEMPLE!
噂に聞く「清水の舞台」に向かいます!
その道中、風鈴がたくさん吊り下げられている場所がありました。
海外には風鈴ってないんですかね!?
良く分かりませんが、外国人の皆さんが嬉しそうに写真を撮ってました。
日本人の私も写真を撮ってますけど。笑
出世大黒天!
見た目からして、ご利益ありそうですねー!
出世 大黒天の概要
清水寺 大黒天像
清水の舞台がある本堂の外陣の西側に鎮座し祀られています。
造られたのは、はるか大昔の室町時代!
サイズは、高さ 約113センチ,重量 約310キロの木像。
2008年(平成20年)、約8か月間を掛けて漆も塗り直され、使われている金、朱などが
ピカピカに復元されました。
東山七福神の一つとして数えられています。
東山七福神
- 清水寺の大黒天
- 食物・財運の神様
- 財運福徳、五穀豊穣、出世開運
- 恵美須神社の恵比寿(えびす)
- 商いの神様
- 商売繁盛、大漁豊作など
- 東福寺の毘沙門天(びしゃもんてん)
- 守護の神様
- 厄除け、勝運、多願成就など
- 円山弁財天堂の弁財天(べんざいてん)
- 財運、芸事、知恵の神様
- 学徳青樹、財運向上、技芸上達など
- 雙林寺の福禄寿(ふくろくじゅ)
- 長寿の神様
- 子孫繁栄、財運招福、長寿延命、学力向上など
- 長楽寺の布袋(ほてい)
- 笑門来福の神様
- 夫婦円満、子孫繁栄、千客万来など
- 行願寺の寿老人
- 長寿の神様
- 長寿幸福、諸病弊癒、富貴繁栄など
元々は、ヒンドゥー教の破壊神・シヴァ神の化身であるマハーカーラが起源とされている。
仏教、ヒンドゥー教、神道・・・、宗教って関係が複雑だし、難しくて良く分からないんです。
仏教は「仏の階層」があるのです。
- 如来(悟りを開いた者という意味)
仏の中で最高位。真理に目覚め、悟りを開いた仏。
一般的に装身具類をつけず、薄い衣一枚をまとい、螺髪という渦を巻いた特徴的な髪形をしている。 - 菩薩(悟りを求める者)
如来になるために修行しているのが「菩薩」。きらびやかな装飾品を身につけ、髪を結い上げた中性的な姿。救いを求める人をすぐに助けに行けるように基本的に立ち姿で表される。
観音菩薩、地蔵菩薩、千手観音、如意輪観音、十一面観音など - 明王
「明王」は修行する者を煩悩から守る仏で、悪をこらしめ、仏の教えに導く役目を持つため、武器を振りかざし恐ろしい形相で表現される。背中に火炎を背負い、怒りに燃え盛る焔髪を持ち、上半身は裸で武器を持っている。明王の中で「孔雀明王」だけが例外的に武器を持たず、慈愛に溢れた顔で表現される。 「不動明王」「愛染明王」「孔雀明王」「馬頭明王」など - 天部
仏法と仏教世界の守護の役割を担っているのが「天部」。もともとは仏教成立以前に民間で信仰されていたバラモン教やヒンズー教などの神々が仏教に帰依したもので、種類が多く、武将から福の神、女神までいる。官服を着た貴人姿、鎧を纏った武将姿、鬼の姿など多様な姿で表現される。
四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天)、帝釈天、梵天などの他に、大黒天、弁財天なども。
そして、大黒天が祀られている横に財運のお守りがあったので買ったのは言うまでもありません。笑
そして、ついに清水の舞台に!
清水の舞台
↓ どーーーん!!
人混みをかき分けるような状況ではなく、適度に空いていてよかったです。
いやー、自分が清水の舞台に立ってるなんて。
はるばる京都まで来てよかったとジーンとしました。笑
清水の舞台に立つのも良いのですが、この舞台を少し離れた場所から見たいので更に奥まで行きます。
道中、境内案内図がありました。
良く考えたら、事前に清水寺のことを調べずに来てしまった。
失敗したなーと反省。
この景色、良く見る清水の舞台そのもので感動しました!
やはり、ネットで写真を見るのではなくて肉眼で感じるって大事だなー、って改めて思いましたね。
イタリア人ツアー客の皆さんのガイドさんは、ドラえもんを目印にしてました。笑
木造で釘を使わず、この舞台の高さを作っているのですから本当に凄いですよ。
釘を使っていたとしても凄いけど。笑
これを500年も前から作られているのですから、昔から頭が良い建築士みたいな人がいたってことでしょうね!
大昔、設計した人も500年も大切にされて残っているなんて思ってないのではないでしょうか。
京都 2日目の音羽山 清水寺はここまでです。
この日は、夜は京セラスタジアムでサッカー観戦もあるので、その15くらいまで行くかもしれません。笑
少しづつ記事にしていきますので、しばらくお付き合いください!
つづく