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アジア圏のトイレ事情

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今年の初め、2月14日のベトナム旅行記事の中のブックマークコメントで
ハピチわさん (id:mendokusainoYADA)から「トイレ事情の記事を楽しみにしている」と言っていただいてから、 早くも8カ月。
構想8カ月!笑、をかけ記事に致します!

頂いたブックマークコメントの記事は、↓ こちら!

crosscubja60.net

海外ではトイレットペーパーを流せないことが多い!

海外旅行をされたことがある、特にアジア圏を旅行したことがある方はご存知ですよね。
使用済のトイレットペーパーをトイレの便器に流せないことを。
海外に行ったことがない方は「うそーーー!」ってなりますよね。
だって、使用済のトイレットペーパーですよ?
ウ〇コがついたトイレットペーパー、トイレの便器内に投げ捨てるのが当たり前の日本人。
その感覚は、アジア圏では通用しないのです。
その行為をしてはいけないのです。

なぜトイレの便器に使用済のトイレットペーパーを流せないのか

海外、特にアジア圏では使用済のトイレットペーパーを流せないことが多いのです。
それは一体、理由はなにか。
主な理由は2つありました。

  • 海外のトイレットペーパーは水に溶けない、あるいは溶けづらい。
  • 汚水配管が細く詰まりやすい。

水に溶けやすいトイレットペーパーはコストが高いのかもしれませんね。
この点は、良く分からないのですが何かしら理由があるのでしょう。
汚水配管を太くすると、これまた敷設コストが高くなるのかもしれません。
それに、他の手段で使用済のトイレットペーパーを処理することに困っていないのが
一番の理由なのかもしれませんね。

使用済のトイレットペーパーはどう処理する?

それでは、使用済のトイレットペーパーをどうやって処理するのか。

  1. 便器の横にあるホースでお尻を洗い流す。
    ホースと言うのは、タンクに繋がっている水配管から分岐して出ている
    庭で使用するようなホース。
    その先端には、ノズルが取り付いていてブシュー!と水が出るようになっています。
    それは庭で水を撒くのと同じやつです。
    庭に水を撒くようにお尻のウ〇コを流すのです。笑
  2. 便器の横にある使用済トイレットペーパー入れの箱に入れる。
    簡単に言いますと「汚物入れ」ですね。
    普通の箱です。
    鉄製のもあれば、プラスチック製のもありました。
    箱の中には使用済のウ〇コがついたトイレットペーパーが当然入っているときがあります。
    箱の蓋すら触りたくありませんよね。笑
  3. 便器の横にある桶に入っている水を使い左手でお尻を洗う。
    こちらはイスラム教の教えの中に「左手は不浄の手」と言われています。
    私、左利きなので困るんですけどね・・・。
    ヒンズー教も同じようですね。
    右手は「聖浄なる手」、左手は「不浄の手」とされているという宗教的な考えがあるそうなんです。
    ウ〇コをした後、この便器の横にある桶に入っている水を使って「左手でお尻を洗う」のが不浄の左手と言われる所以のようです。
    左手が可哀そうです、イスラム教では・・・。

ホースのイメージがつかないかと思いますので写真を見てください。
これは、ハノイの安宿(一泊、2,000円しません)のトイレ。

便器の左側にホースがあって、ホースの先端には握ると水が出るノズルがあります。
私は、何も知らない時はこのノズルでトイレ掃除をするものだと思っていました。
そのうち、トイレ事情がわかってきた後に、これはお尻を洗い流すのに使うのだと分かりました。
もちろん、トイレ掃除にも使えると思いますが。

ハノイ~ラオカイ間を夜行列車で行ったときに撮影した鉄道内のトイレです。

便座の表面に少しばかり「水しぶき」があるのが見えます。
絶対に座りたくありません。笑
便座の右側には同じく、ノズル付きのホースがあります。

ベトナムのサービスエリア(お土産屋さん)のようなところのトイレです。

臭くはありませんが、凄く清潔でもありません。

可能ならば便座には座りたくないレベル感ですかね。笑

このようなタイプのトイレはベトナムに限ったことではありません。
中国、香港、マカオも同じトイレがたくさんありました。
アジア圏のトイレ文化が違うのは「日本」だけのようです。

使用済のトイレットペーパーを流せない国は?

まず、私の経験則からです。

  • 韓国
  • 台湾
  • 中国
  • マカオ
  • 香港
  • タイ
  • ベトナム
  • インドネシア(バリ)
  • マレーシア

上記は、いずれもトイレットペーパーを便器で流せない国々です。
ホテルも5つ星から1つ星まで様々なわけですが、5つ星は流せるホテルが結構あります。
昔、中国の広東省、広州の5つ星ホテルに泊まったことがあります。
もう15年くらい前の中国のホテルは、5つ星でも凄く安かったです。

一泊、5,000円くらいでした。

そのくせに、めちゃくちゃゴージャスだったと記憶しています。
今でこそ、Agodaは有名になりましたが当時はまだまだ知名度は低かったと記憶していますが海外、特にアジア圏のホテルは結構な数を予約出来ました。
確かその時はまだ、GoogleMapが中国で使えたんです。
Googleが使えなくなったのは、2010年。
中国の検閲にGoogleが従わなかったからです。
それまでは、GoogleMapも中国で使えたんです。
Youtubeも見れました。

今では、中国国内はGoogleの以外でも使えないアプリがたくさんあります。

  • LINE
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Facebook

この時代に国が検閲をして国民に情報を与えないようにする国があることにビックリしますよね。
とはいえ、中国国民もバカではないのでVPNでみんな見てるはずです。

トイレットペーパー流せない話から、ややそれました。笑
とにかく、15年前ではありながらも中国の5つ星ホテルであれば、トイレットペーパー流せました。

中国の青島(チンタオ)のトイレ写真を撮影していました。

もう一つありまして、中国の厦門(アモイ)の公衆便所。
こちらは、住宅街のど真ん中にあり、不思議な雰囲気を出してました。笑
もしかすると、周辺の団地?のようなところにはトイレがない!?もかもしれません。(不明)

厦門の公衆便所は凄くキレイでした、見た目は。
見た目はキレイ、ただ臭いだけです。笑
臭いは取れないのか、何なのか分かりませんが臭かった記憶があります。
見た目はキレイなだけにもったいない!!

マカオ、香港も同様でした。
マカオの安宿は、もちろんトイレットペーパー流せません。
香港の重慶マンションもトイレットペーパー流せません。
香港の重慶マンションは、香港で一番カオスな安宿の集合ビルのことです。
ここは、マジ本気でカオスです。
香港の現地人は、誰も近寄りません。

他の国で5つ星ホテルに宿泊したことがないので、その点は不明です。
トイレットペーパー流せないってことは「汚物入れの箱の蓋に触らないとならない」んですよ。
これが超絶イヤすぎる!!!!
私は、トイレットペーパーを3重にして蓋を開けましたね。
直接触るのは・・・イヤすぎる!!笑

アジア圏でトイレットペーパーを流せる国はないのか!?
シンガポール、トイレットペーパー流せるんです。
さすが、観光立国のシンガポール。
インフラを整える国力もあるのでしょうね。
マリーナベイサンズを見たら、凄いですもん。

雑感

清潔さ、利便性や快適さ(ウォシュレットなど)を考えたら、日本のトイレ事情は恐らく世界一。
トイレが清潔って素晴らしい。笑
日本ではトイレがキレイなのが当たり前で汚い方がおかしいような扱いですよね。
パチンコ屋であろうと病院であろうとスーパーであろうと、どこも同じくらいキレイ。
世界的に見れば、この「トイレがキレイ」なのは当たり前ではありません。
中国のトイレは、めっちゃ汚いところの方が多いですから。
もうアンモニア臭が凄いし、そもそもアンモニアが強く漂っているせいか目が痛くなりますから。
中国の高速のトイレ、15年前は「ニーハオトイレ」でした。
おまけに、高速道路を牛が歩いていました。笑
何を言いたいかと言いますと「日本人に産まれて良かったー!」ですかね。

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