2023年11月22日 (5日目
いつもコメント、ブックマーク、ありがとうございます。
フックマークコメント頂いたブロ友の方あてにお返事を書かせて頂きます。
三毛猫三世さん(三毛猫三世のだだ漏れブログ
古くはウルルン滞在記や深夜特急みたいな旅をしたいですよね!
私個人からベトナムに宣戦布告(歩兵~大将まで全て私一人ですけど)をするのか!?こうご期待です。笑
ゆ~みんさん(tijimi1962’s diary
言葉が通じないだけで旅の難易度が劇的に上がってしまいますが、ちょっとしたでも達成すると物凄い達成感を得られるんですよね!
なるさん(なるおばさんの旅日記 (narutabi.com)
地方都市の更に小さい街や村じゃないと今の時代では小学校の中には入れないかもしれません。
その点では、今回は幸運でした!
あおさん(あおのラララ♪ライフ (aoraku.com))
黒板の上のホーチミンには気が付きませんでした。
確かに、ベトナムではホーチミンを良く見る気がします!
もしいつの日か、サパを再訪したらモンババを探してみます。笑
相続コンサルタントさん(私、今『相続』で困ってませんので! (hateblo.jp)
不確定要素しかないのが旅の定義な気がします。笑
そんな冒険をしたいつもりではないのですが!笑
M:yadaさん(ハピチわブログ (hatenablog.com)
旅先での出会いは別れ前提なので仲良くなっちゃうと本当に寂しいですよね。
お別れの時、ちょっとしんみりしちゃいました。
モン族(黒モン族かも)のおばあちゃん(モンババと呼んでいる)と劇的な出会いをサパ市内でして、現地ツアーとしてトレッキングをお願いした。
一杉縄ではいかないモンババとのハードなネゴ。
もう私は、ネゴシエーターの称号が欲しいくらいにハードなネゴを30分はした。
当初の提示額であった500,000ドンをトレッキング4時間コース+昼飯付き+帰りはバイクで送る、TOTALで300,000ドン(日本円で約1,800円)まで落とすことを同意してくれたモンババ。
凄いよ、モンババ、もうトレッキング8時間分の疲労度だよ。
トレッキング自体は、美しい風景、野良牛、犯罪者の目つきをした猫、ローカル小学校の内部見学、とても充実した内容であった。(ローカル小学校の内部見学はコース外)
もしかしたら、500,000ドンが適正価格だったかもしれないと思い、ネゴしたことを少し反省した。
いよいよ、トレッキングが終わりバイクでサパ市内の荷物を預けたところまで送ってくれることになったのだが、場所を知らないバイクの運転手は果たして
荷物があるローカル食堂まで辿り着くことが出来るのか!?・・と言うところから今日の物語は始まります。
↓ 前回までのベトナム旅行の記事も良かったら読んでね。
バイクに跨りサパ市内に向けて出発!
モンババとお別れする前に見た最後の美しい橋からの風景は、きっと忘れないだろう。
けど最近は歳のせいか、物忘れが激しいから忘れちゃうかも。笑
忘れたらゴメンね、モンババ
バイクの運転手は、20歳前後の若者だった。
モン族なのか、モンババが用意した少数民族ではないハンサムBoyなのかは不明。
まぁ、バイクの運転手がハンサムBoyだったとしても、男性敵視をしている M:yadaさん(恋愛新聞記事)には関係のない話なのである。笑(あ~~、怒られる~~~~笑)
バイクに跨り、very safety!!と耳元で囁いた。
絶対に理解してないと思う。笑
けども、ハンサムBoyはめちゃくちゃ安全運転をしてくれた。
安全運転は非常にありがたいのだが、私には付近の土地勘がないし、風景を見ても現在地がサパ市内から近いのか遠いのか全く分からず不安感だけがある。
徒歩で3時間も歩いただけに、サパ市内から結構な距離を歩いたようだ。
バイクに乗って、結構な時間が経過していたが全くサパ市内に到着しない。笑
体感で15分くらい経過したところで、ついに街並みが見えてきた!
おぉ、とりあえずサパ市内まではキターーーーーー!
サパ市内に入り、運転手のハンサムBoyは道端に停めて電話をしだした。
おぉ、ちゃんと場所を確認しているではないかっ!!!
いいぞ、ハンサムBoy!!
多少、迷ったようだがハンサムBoyは仕事をやり切った。
見覚えのある、朝、荷物を預けたに違いないローカル食堂まで辿り着くことが出来たのでございますっっ!!
バイクに乗った場所~サパ市内までのルート
預けた荷物は地下倉庫にある!?
バイクを降りて、ハンサムBoyに負けず劣らない中年男子の私が超絶爽やかな顔と若干、汗で加齢臭がする体でシンチャオ♬と言ってお別れした。
ふ~~~、あとは荷物だ。
まさか盗まれておるまい。
ここは、モンババがどうと言うよりも、このローカル食堂の人達がどうなんだと言う話が気がする。
モンババ自体は、悪い人では決してなかったからだ。
とりあえず、手元にはパスポート、現金、クレジットカード、携帯などは全てあるので帰国は可能だし、超絶Bigダメージは受けない。
けど、盗まれたらベトナムと第三次世界大戦になるし、大嫌いになるだろうし、ベトナム大使館にクレームを入れてやる!とは思ってはいなくて、これは今、思いついた。笑
そして、ローカル食堂にコソコソと入り、地下に繋がる階段をトントントン♬と軽やかなステップで降りるわけない。笑
頼む、マジ頼む、ねぇ頼むってば!
めっちゃ心臓の鼓動が早くなっているのが自分でも分かるほどだ。
AEDの場所を先に確認した方が良いかもしれない、とは本当にそのときに思った。笑
いーから、早く続きを書けっ!!!って、誰か言いましたね?
倉庫に到着しました。
さて、照明が付いていない倉庫の中にある小部屋にモンババは荷物を押し込んだ、その場所をそーーーーーっと覗いてみると・・・・・・・
残念なことに荷物は無かった・・・。
荷物が無いと分かった後にした行動
モンババが置き、荷物が見えないようにそこらに置いてあった箱、袋を掛けてくれていた私の荷物はありませんでした。
もちろん、箱、袋、その他の物をひっくり返してみましたよ。
そもそも、2m×1mくらいの小さな部屋ですから、この部屋の中で見落とすはずがありません。
一度、深呼吸。
ヒーヒーフー、ヒーヒーフー、ヒーーーーーっ!荷物がないよーーーーと号泣・・・はしませんでしたが、ベトナムと世界大戦になるので全イージス艦8隻の緊急配備とF-35を100機、三沢基地、百里基地からスクランブル発進させねばならないと考えていた。(んなわけない)
携帯のLEDを点灯させて、もう一度、丁寧に見渡してみた。
・・・・あったーーーー!ってなればよかったけど、やっぱない。
ちぇ、マジ盗まれたわぃな。
いや、ホントに?
こんなことは初めての経験なので呆然とした。
泣き叫ぶとか慌てるとか、そんな風にはならず、ただただ呆然としてうそでしょーって言葉が、私の美しく純真無垢な心の中でリフレインしていた。
心臓の欠片が耳から出てくるくらい鼓動が早くなっていた。
うーーーん、これから取らねばならない行動はどれになる?と薄暗い地下倉庫の中で考えていた。
- 警察に行く
- このローカル食堂が一番嫌がる嫌がらせはなにがあるか
- 階段を上がり、全てのテーブルをひっくり返して大暴れする
- 店主を見つけ、歯を食いしばれー!いくぞーー!と猪木ビンタを喰らわせる
- 店にある鶏肉のグリルを腹一杯食べる
- 店主に俺の荷物はどーした?と聞いてみる
まぁ、こんなもんだろうと考えながら、階段をルンルン気分で上がる・・・わけないでしょーーー!笑
私は、店内に店主がいるか探し、見つけた店主に向かって6.店主に俺の荷物はどーした?と聞いてみる、を選択。
そうすると、おぉお前、店に来てたのか、って顔で私を見た。
こんな人の良さそうな顔しておいて、俺の荷物をどっかに持っていきやがって!!と率直にそのように思った。
すると店主が、貴様の荷物はそろそろ戻ってくる時間だと思って店内に移動しておいたぞ、と私に荷物を渡してくれた。
私は、手のヒラを3,600回転するくらいヒラヒラとひっくり返して、モンババとこの店を信じていたに決まってるよ💖と店主に握手を求めた。笑
思い出に残るサパでの出来事
いやーーー、ありましたよ、私の荷物が!
ありましたよ!っていうか、ローカル食堂の店主(オッサン)がちゃんと保管しておいてくれました♬
最後まで、モンババと店主のオッサンを信じ切ることが出来ませんでした。
モンババ、ローカル食堂の店主、ホントにゴメンね。
だって初めて会ったし、心配だったんだもん。笑
私は7.0kgあるクッソ重たい荷物を背負い、ここサパでの荷物盗難疑惑については、さすがに忘れないだろうと思いながらサパからラオカイ行きのバス乗り場まで
今度こそ、ルンルン♬と軽やかなステップで歩いていくことにした。
ローカル食堂からラオカイ行きのあるバス乗り場まで徒歩で3分ほどを歩き、半年前から計画して行きたいと思っていたサパのトレッキングを達成することが出来た。
Youtubeで見ていた動画とは、またちょっと違う肉眼での風景、臭い、人との出会い。
おまけに荷物が無くなるかもしれないと言うオマケ付き。笑
荷物は、トレッキングのエンディングとして演出されていたのではないかと思うくらいだ。笑
こうやって、良い人達に出会い、面倒をみてもらったり、お土産を無理やり買わされたりしながらも、思い出に残る旅が出来て本当に幸運だ。
神に感謝・・・、いや私は完全無神論者なので神に感謝は特にしません。笑
でも子供が受験のときだけは、太宰府天満宮にお願いしちゃいましたけど。笑
今回だけお願い!って。笑
次回は、サパからラオカイに戻るところからです!
つづく!