パラサイト半地下の家族( Netfrix)
おすすめ度 ★5(凡例 ★5>1)
2020年1月10日 公開
コミカルな描写がありつつも、韓国映画らしい残忍な描写もあり、実に面白かった。
韓国映画として史上初のカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞。
韓国本土では累計観客動員数1,000万人を超える大ヒットとなった。
日本での興行成績
- 観客動員数興行収入 47.1億円
- 観客動員数 310.0万人
TVでも放送されましたよね。
TV放送されたパラサイト半地下の家族を私は見ていないのですが、あの残忍な描写もそのまま放送されたのか凄く気になりますね・・・。
韓国(ソウル)には本当に半地下が実在する!?
1970年代、韓国では住宅を建築する際には地下施設の設置が義務付けられていた。
北朝鮮との戦争に備え、防空壕代わりとして利用で1970年代、韓国では住宅を建築する際には地下施設の設置が義務付けられていた。
北朝鮮との戦争に備え、防空壕代わりとして利用できるからだ。
建築法の改正により、その後は半地下の設置が義務ではなくなったが、80年代に入ってソウルに人口が急増すると、こうした半地下の部屋も居住用として使用されるようになった。
環境は劣悪でも家賃が安く、需要は高かった。
建築法の改正により、その後は半地下の設置が義務ではなくなったが、80年代に入ってソウルに人口が急増すると、こうした半地下の部屋も居住用として使用されるようになった。環境は劣悪でも家賃が安く、需要は高かった。
当初は、朝鮮戦争の名残りで住居建築時に半地下が義務付けられていたわけです。
ただ、環境が劣悪で家賃が安いときたら、スラム化していくのは必須かと。。。
今では、それでも半地下住居はまだマシなようで、より貧困な層はソウルの九龍村というスラム街を居住エリアとしているようです。
YouTuberが九龍村に潜入していた動画もありますよね。
大人の教養TV
この人、声がダンディです。笑
要約するのがお上手で、この人のyoutubeを私は良く見ています。
~ あらあらのあらすじ ~
家族全員が無職。
そして、便所コオロギがうようよしている半地下に住む家族。
Wifiはと言うと、近所のWifiを勝手に使う、あるいは自宅近隣で検出できるFree Wifiを使って、日々の生活は内職(ピザの箱作り)をしながら、うようよいる便所コオロギと一緒に暮らしている。
あるとき、富裕層の娘の家庭教師になったことで家族全員がその富裕層家族に寄生(パラサイト)した。
元々いた家政婦を追い出し、我が家のように振る舞っていたが元家政婦に家族全員で寄生していたことがバレてしまった。
韓国映画、ドラマは残忍・残酷な描写が多い印象だったり、日本映画・ドラマには
ない表現の仕方があったりと実に面白いなと感じます。
「実に新鮮である」、私が韓国映画・ドラマを良くみる理由はこれに尽きます。
まだ見てない方は、ぜひ見てみてくださいねー。