海外旅行 持ち物 現金と両替
数えるほどしかない趣味の中に「海外旅行」があります。
毎回、忘れ物がないように考えるのって中々面倒だったりするんですよね。
しかも、しっかり「1つ」は忘れ物を必ずする始末。笑
前の日に準備しても、当日の行く寸前に準備しても忘れるものは忘れるのです。笑
なので、忘れ物をしたくはありませんが忘れ物をしないようにするために考えることが私は間違いなく面倒です。笑
そうすると、人間は「リスト化する」ことになるんですね。
もう考えるより、リストに頼った方が間違いないことが身に染みて分かりました。笑
今では、自分だけの海外旅行の持ち物リストを作り、渡航準備をしています。
それなりの年月と試行錯誤を重ね、持ち物リストを育ててきました。笑
ツアーと個人手配での違い、人によって必要な持ち物は違うわけですが、 個人差があって面白いかもしれませんね。
今回は、現金と両替について書きました。
少しでも海外一人旅に挑戦する方のお役に立てれば嬉しいです。
↓ 良かったら過去記事も読んでね。
渡航先の通貨入手
現金(渡航先の通貨)を出発空港(日本国内)で両替をされている方を結構見かけます。
気持ちはわからなくはありません。
日本語が通じる両替所で渡航先の現金を入手して安心したいのだと思います。
私は、「必ず目的地で現地通貨を入手」しています。
日本国内で両替をすると交換レートが悪いのが理由です。
米ドル、ユーロ、ポンドあたりは日本国内で両替してもさほど変わりないようです。 (対円との力関係によるのだと思われます)
渡航先によりますが、現地空港から市内中心部への移動交通費は、さほど高価ではない場合が多いです。(300~1,500円ほど)
私は、目的地の空港内にあるATMでキャッシングをして現地通貨を引き出すことがほとんどです。
ATMでキャッシングしない場合は、日本を出発する前に「5,000円札(日本円)」を1枚だけ用意しておき、空港内にある両替所で5,000円だけ両替をするようにしています。
あとは、市内に移動後、交換レートの良い両替所で必要分の現地通貨を入手するか、市内の銀行などに設置されているATMでキャッシングすることをおすすめします。
交換レートが悪い空港内の両替所で両替する現金を必要最小限にすることで、お得になります。
お得になった現金は、現地の美味しい食べ物、マッサージなどに使った方がはるかに有意義ではないでしょうか。
主たる両替方法
- 空港内の両替所
- 街中の両替所
- 街中の銀行
- ホテル
- ATM(キャッシング)
- 闇両替(街中にウロウロしてます)
概ね、上記のいずれかで両替をすることになるかと思います。
訪問先の都市の特徴を活用すると便利かもしれません。
両替事例
- マカオ
カジノがたくさんあり、その中に両替所があります。
市内の銀行と比較しても交換レートが悪いなんてことは特段ありません。
市内の銀行で両替をしたことがありますが、非常に時間を要します。(30-60分くらい)そのうえ、お得なレートでもありませんでした。笑 - ホテル
ホテルでも両替が可能です。
一般的に「そのホテルに宿泊してること」が条件なことが多いです。(絶対ではありません)
何度かチャレンジしたことがありますが、だいたい「ルームナンバーを教えてください」と言われます。
泊まっていないことが分かると概ね断られます。
断られた後は、トイレだけ借りて撤収です。笑 - 闇両替
繁華街で旅行者に声をかけている闇両替を良く見かける国があります。
なんなら、銀行の出入り口に何人もオジサン、オバサンがいます。笑
誰も咎めないのは、この国が良く言えば自由、悪く言えば無秩序。
この手の両替人に両替をお願いするのはやめた方が賢明だろうと思ってます。
理由は、「偽札」の可能性が高いと思っています。
「偽札と思う理由」は、3点あります。
1つ目、銀行内に「偽札の特徴」を記した注意喚起のチラシがおいてありました。注意喚起せなばならないほど偽札が多いと言えますよね。
2つ目、闇両替人の見た目と持っている札束の量です。
見た目で判断するのは良くないとは思います。
思うのですが「明らかに貧相な服装」なのにバッグの中には大量の札束が入っているのです。
バッグは札束でパンパンなんです。(日本円で〇百万?)
もうあり得ないほどパンパンです。(バッグの中を見せてもらいました)
そんなオジサン、オバサンがざっと5人以上はいました。
それって本物の紙幣?・・と聞いても本物だと言うに決まってますよね。笑
3つ目、コンビニや商店で高額紙幣を出すとめちゃくちゃ良く見られます。
それは「偽札チェック」なんだろうと思いますが、素人に見破れる偽札なのか!?・・と、とても気になります。笑 蛇足ですがマカオのカジノで両替するときは「紫外線」を照射して紫外線にしか反応しない絵が浮き出ることを確認してました。(対象紙幣は香港ドルでした)
おすすめの両替方法
ATMでの現地通貨引き出し(キャッシング)をおすすめします。
ATMは手軽に両替が可能なので、検討の余地は十分にあるかと思います。
空港の両替は、概ね3割ほど割高(損をする側)になる印象です。
色んな所で両替自体は可能ですが、多額になればなるほど交換レートが悪いと 損をしてしまいます。
海外でクレジットカードのキャッシングを利用する場合、利用手数料と利息が発生します。
海外ATM利用手数料は、海外でATMを使うと必要となる手数料になります。
日本国内のほとんどのクレジットカードは、220円/回と定められているようでした。
利息は、海外でのキャッシングに限らず、現金を引き出して借りる行為なので利息が発生します。
利息は「実質年率」で提示されることがほとんどです。
実質年率が18%の場合、1年間、現金を借りた場合の利率になります。
実際には、3万円を海外ATMでキャッシングして1年後に返すことはないかと思いますが・・・。
そのため、30日後に発生する利息の計算をしてみると・・・、
借入金額(3万円)× 実質年率(18%)÷ 365日間 × 借りていた日数(30日)
≒ 443円
海外キャッシングで「30,000円」借りると返すときは「30,443円」になります。
30,443円 + 220円(海外ATM利用手数料)
= 「30,663円」 と言うことになります。
ATMのスキミング
街中に設置されている、特に通行者が少ないところに設置されているATMはスキミングをされるリスクがあるので心配な面があるのは間違いありません。
その点について、私は2点の対応を講じて出来るだけスキミング被害の低減に気を使っている、あるいはスキミングされても被害を最小限に抑えるようにしてます。
1つ目、空港内、市内銀行内にあるATMを使う。
人目に付く、あるいは警官が巡回している場合が多いからです。
2つ目、海外キャッシング用のクレジットカードを1枚作る。
限度額を可能な限り下げ、海外旅行専用のクレジットカードを作ります。
万一、スキミングされても被害額を最低限にするためです。
私は、「利便性」と「多額の現金を持ち歩き強盗、盗難、財布を落とす・無くす」などの被害と、クレジットカードのスキミング被害を受ける可能性を天秤にかけた上で、クレジットカードのキャッシングを良く利用しています。
これまでの海外渡航歴は、概ね60~80回(数えていないので明確には不明)、9割方 個人手配の旅行の中で、スキミング被害にあったことは一度もありません。
おまけに言いますと、昨今、スキミング=不正使用 が非常に多いようです。
「不正に利用された」とクレジットカード会社に申告すると、早急にクレジットカードの使用停止処置をしてくれます。
合わせて、概ねの場合は不正利用と認定してくれて請求をしないようにしてくれるケースが多いようです。
※ 請求元が海外である場合など、クレジットカード会社が明らかに不正利用が怪しまれると認めてくれた場合に限りますのでご注意ください。
持ち歩く現金はどれくらい?
現地で財布の中に入れて持ち歩く日本円(現金)は、2万円以内にしています。
不必要に高額を持ち、盗難、強盗被害にあったときの精神的ダメージを 少なくするためです。
私は、盗難、強盗被害にあったことはありません。
ですが、目の前で被害に合いそうになっている人を見たことがあります。
リュックを後ろ(背中側)に背負って歩いている若者の男性がいました。
後ろから、ヒタヒタと忍び寄る怪しげで不潔そうなオッサン。(断じて私のことではない)
その不潔そうなオッサンは、リュックのチャックを開けようとしています。
「すばっ!」っと全開にしようとはしないのですね。
ちょっとづつ、ちょっとづつ、開けるのです。
最初、私は不潔そうなオッサンが何をしているのか分かりませんでした。
そうすると、そのリュックを背負った若者が「おもむろにリュックを背中から外し、リュックを不潔そうなオッサンの頭を目掛け、激しく降り下ろした」のです。
そうです、正義の鉄槌、かつ会心の一撃を喰らわせました。
不潔そうなオッサンは、フケを撒き散らしながら(知らんけど)走って逃亡しました。
私は「あんな風にリュックの中から物を盗むやつがいるんかぃ!!」と本当に驚きました。
油断すると盗まれる、緊張感があり過ぎると旅が楽しくなくなる。
何事もバランスですね。笑
まとめ
スキミング被害にあったらイヤだ・・・と、ATMによるキャッシングをする気にならない方は、他の手段で両替をすれば良いかと思います。
利便性、持ち歩く高額紙幣を少なくしたいと考える方は、ATMでキャッシングを選択すれば良いかと思います。
自己責任で、渡航する海外旅行に適した両替の方法、自分が良いと思う両替の方法を選択して、楽しい海外旅行になれば両替なんて何でも良いのかと思います。
情報の取捨選択が何よりも肝要かなと思います。
つづく