久保 建英
彼は、日本屈指の技巧派MF。
まだ21歳。
間違いなく、これからの日本を背負っていく逸材。
現在は、レアル・ソシエダではFWをしている。
今期のラ・リーガで第32節 オサスナ戦(4/28)で7点目を決めた。
所属したクラブ
- 2004年 - 2005年 坂浜サッカークラブ
- 2006年 - 2007年 百合ヶ丘子供サッカークラブ
- 2008年 - 2009年 FCパーシモン
- 2008年 - 2010年 東京ヴェルディサッカースクール
- 2010年 - 2011年 川崎フロンターレU-10
- 2011年 - 2015年 FCバルセロナ ユース
- 2015年 FC東京U-15むさし(川崎市立西生田中学校)
- 2016年 - 2017年 FC東京U-18
- 2016年 - 2017年 FC東京(2種登録選手)
プロ経歴
- 2017年11月 - 2019年6月 FC東京
- 2018年8月 - 同年12月 横浜F・マリノス(期限付き移籍)
- 2019年7月 - 2022年7月 レアル・マドリード
- 2019年8月 - 2020年7月 RCDマジョルカ(期限付き移籍)
- 2020年8月 - 2021年1月 ビジャレアルCF(期限付き移籍)
- 2021年1月 - 2021年7月 ヘタフェCF(期限付き移籍)
- 2021年8月 - 2022年7月 RCDマジョルカ(期限付き移籍)
- 2022年7月 - レアル・ソシエダ
久保 建英の経歴
2009年、FCバルセロナは日本人のジュニアを対象に日本各地でキャンプと言う名のトレーニングをしていました。
そこに久保建英の両親が、「ここでMVPを取って本場バルセロナに招待される」と知り、このバルセロナキャンプに息子(久保建英)を参加させ、見事にMVPを獲得。
2010/4に、FCバルセロナスクール選抜としてスペインに渡りました。
久保建英のプロサッカー選手の道筋は、日本で行われたFCバルセロナキャンプでMVPを獲得したことで、スペインに渡ったところから始まったと言って過言ではありません。
その後、FCバルセロナには母親と移住して本格的にFCバルセロナの一員として活動を始めています。
ここで残念なことに、FCバルセロナは若年層の移籍規定違反を犯してしまい、久保建英はバルセロナで試合に出ることが出来ない罰則規定が適用されてしまいました。
試合に出られないことが確定したため、久保建英は日本に帰国をしてFC東京のユースに入団することにしました。
このとき、彼は中学3年生。
中学3年生でFC東京U-18(ユース)に昇格しました。(本来はジュニアユース年代)
中学3年と高校生では、圧倒的なフィジカル差がある年代です。
1学年の差は、天と地ほど違うのです。
しかも、それがJ下部のFC東京ならなおさらです。
しかしながら、彼には周囲を圧倒する「高い技術」と「日本人にはない強いメンタリティ」でユースでも大活躍します。
中学3年生の久保建英は、クラブユース全国大会に出場して大会得点王を獲得。
あり得ません。笑
中学3年生が高校3年生のDF陣を切り裂いて得点王になるなんて・・・。
中学3年生の久保建英は、ユース年代で収まる器ではないと判断され、トップチームに昇格。
そして、ついにJ1の試合に出場。
年齢は、15歳と10か月。
元ヴェルディの森本も早熟であったが、久保建英は森本を超えました。
その後、なんと彼はレアル・マドリードに移籍する。
しかし、さすがの久保建英もレアルの各国スタークラスの面子を抑えて試合に出ることは難しく、同じスペインのマジョルカにレンタル移籍をすることに。
移籍チーム
- 2020/8/10 ビジャレアル(レンタル移籍)
- 2021/1/8 ヘタフェ(レンタル移籍)
- 2021/8/11 マジョルカ(レンタル移籍)
- 2022/7/19 レアル・ソシエダ(完全移籍)
レアル・ソシエダに完全移籍してから、久保建英はついに活躍し始めた。
8/14、開幕戦のカディスCF戦で完全移籍後、初ゴール。
ここから久保建英は、日本人が通用しないと言われ続けてきたラ・リーガで堂々の活躍をし始めます。
代表経歴
- 2016年、U-16日本代表としてAFC U-16選手権に参加。
その後、U-19日本代表に飛び級で初選出。
史上最年少(15歳5カ月20日)でU-19日本代表選出は史上初。 - 2017年、U-20日本代表メンバーに選出。
- 2018年、AFC U-19選手権のメンバーに選出。
- 2019年、キリンチャレンジカップの日本代表メンバーに初選出。
- 2021年、東京2020オリンピックのU-24日本代表メンバーに選出。
- 2022年、キリンチャレンジカップのガーナ戦で先発出場。
後半28分にA代表初ゴール。 - 2022/11/1、2022カタールW杯に臨む日本代表に選出。
日本の21~25歳くらいの年代には、綺羅星のごとく輝く才能あふれるタレントが数多くいます。
日本のサッカー界における将来は輝かしい成績を残す可能性を秘めていて、W杯でもBEST4~8に入れる実力を持ちつつあります。
世界レベルの監督を招聘できれば・・・の話ですが。
日本は純血主義と言うか、やたらと日本人監督に拘りを持っているようです。
バスケットだってラグビーだって、外国人の有能・優秀な監督の方が実績を残しているというのに。
では、また!