リアボックスってどれが良いのか?
クロスカブを購入したとき、ヘルメットを入れるためにリアボックスを探しました。
これまでバイクを乗るなんて思ってもみなかったので、バイクのリアボックスを気にしたことがなかったので、こんなに色んな種類のリアボックスがあることに驚きました。
何を目的に選ぶか
私の場合、目的は「ヘルメットを入れる」こと。
これが、「キャンプ」であったり「日帰り小旅行」、あるいは「宿泊を伴う遠出旅行」の場合だとサイズは変わりますよね。
目的に応じたリアボックスの選び方がありそうだと思い、色々と調べた結果、どうやら125cc以下のバイクであれば「30 L以下」が望ましいようでした。
どデカいバイクであれば、装着時の見た目のバランスを気にする必要はないのかもしれません。
クロスカブは、車体が大きくはありませんから、あまりに大きいと見た目のバランスが悪そうですし、バイクの排気量(車体の大きさ)に応じたリアボックスを選ぶ必要があることが分かりました。
見た目も大事ですし。笑
容量
排気量 | ボックス容量 |
小型 ~ 中型バイク(400cc以下) | 〜 35 L |
中型バイク(400cc以上) | 35 〜 45 L |
大型バイク(750cc以上) | 45 L以上 |
車体が大きいバイクは、選択肢が増えるってことですね。
やはり、大は小を兼ねますね。笑
いいなぁ。笑
とは言いましても、私はキャンプはしませんし、2泊3日程度の旅行でもリュック一つで賄えるのでリアボックスは大きい必要はありません。
私の用途から言って、最小サイズはヘルメットが入るサイズであり、最大サイズは35Lが最適だろう考えました。
そこで次は、リアボックスのサイズ(高さ*幅*奥行)を調べます。
サイズ
リアボックスの容量は「リットルでの表記」なので容積なわけですよね。
ヘルメットを入れるには、高さ*幅*奥行、全て300㎜以上はないと入れることが出来ませんから、このサイズを目安にしました。
キャンプする方だったら、全然容量が足りないんじゃないかと思います。
全然関係のないことですが、最近は女性もソロキャンプに行っている動画がYputubeにたくさんUPされていますよね。
皆さん、夜中に周りに誰もいないところで独りだと怖くないんですかね??
怖いにも種類があって、幽霊、動物(イノシシなど)、そして一番怖いのは「
絡んでくる人間」ですね。笑
私は虫も嫌ですけど。笑
素材
リアボックスに使われている素材を調べてみました。
素材 | 特徴 | |
ABS樹脂 | 耐熱温度が高い 衝撃に強い 光沢性に優れている |
耐候性に乏しい 有機溶剤に弱い 燃えやすい |
PP樹脂 | 軽量(比重が0.9) 耐熱性に優れている 繰り返し応力に強い |
低温で強度が下がる 耐候性に乏しい 接着・印刷性が悪い |
FRP樹脂 | 軽量 耐衝撃強度が高い 耐食性に優れている |
加工に手間がかかる 伸縮性がない コストが高い |
アルミニウム | 比重が軽い 耐食性に優れる 無害・無臭で衛生的 |
鉄と比べて強度が高くない 溶接がしにくい 鉄と比べると材料費が高い |
鉄 | 加工しやすい 最も安価な金属である 熱処理加工がしやすい |
錆びやすい 比重が重い(アルミの2倍) 搬送コストが高い(重いため) |
ナイロン生地 | 加工しやすい 柔軟性がある 軽量 |
紫外線に弱い 熱に弱い |
表は、リアボックスに実際に使用されている素材を調べてみました。
何だか色々とあることが分かりました。
価格は、2023/4/16 時点の価格です。
- ABS樹脂製 リアボックス 価格 4,640円(税込み)
- PP樹脂製 リアボックス 価格 5,258円(税込み)
- FRP樹脂製 リアボックス 価格 29,000円(税込み)
- アルミ製 リアボックス 価格 21,020円(税込み)
- 鉄製 リアボックス 価格 14,900円(税込み)
- ナイロン生地製 リアボックス 価格 5,999円(税込み)
着脱
ASB、PP、FRP樹脂のリアボックスは、リアボックスのベースをバイク車体側に取り付けが可能な仕組みになっていました。
ベースを車体側に挟み込み等で固定。
取り付けたベースに「カチャ」っとワンタッチで取り付けられるらしい。
その結果、リアボックスの着脱が容易。
自宅の駐車場にバイクを停めてリアボックスだけ自宅に持ち込むのですかね?
盗難防止、錆防止(鉄)、太陽光による劣化防止、ナイロン生地は水が染み込むかもしれませんから自宅に持ち込むのは分かる気がします。
ナイロン生地のは、ベルト固定でした。
ただ、ベルトとリアボックスはカチっとするやつで接続出来るので、こちらも着脱は容易なようです。
防犯対策
リアボックスの開閉部、ベースとリアボックス本体に鍵があり、リアボックスを丸ごと持っていかれないようする。
それとリアボックスを開けて中身だけを盗難されることを防ぐことが可能。
これは秀逸ですね。
ツーリングに行った先で、バイクを駐輪場に置いたまま離れたあとにリアボックスを丸ごと持っていかれることってあるのではないか・・・と思ったことがあります。
あるいは、バイク本体を丸ごと持っていかれる。笑
バイク本体を持ってくのはやめてね。
いや、リアボックスももっていかないでね。笑
購入したリアボックス
↓ このバッグにしました。
↓ 実際に装着している状態(ヘルメットはリアボックスの中に入っていません)
↓ 右の写真は付属のレインカバー。(意外と厚手なので防水機能を果たしそう)
リアボックス選定の理由
- ヘルメットが入る
- 容量が可変できる(高さを変えられる)
- 防水機能がある(防水ファスナー、レインカバー、撥水生地)
- 大き過ぎない
- 布、ナイロン製がほしくなった
- 安かった!笑
KEMIMOTO バイク用 シートバッグ 拡張機能あり 22-30L 概要
- ブランド: Kemimoto
- 色: ブラック
- サイズ: 幅 310mm x 奥行 370mm x 高さ 200~300mm
- 材質: ナイロン
- 商品の重量: 0.15 キログラム
- 取り付けタイプ: シートマウント
- ストラップタイプ: 取り外し可能
- 容量: 22~30 L
特徴
- 高さが可変できる。(20~30cm)
- レインカバー付き
- 防水ファスナー採用
- 撥水加工生地
まとめ
やはりカブ族の一員として、HONDA純正のボックスと凄く悩みました。笑
うーーーん、と悩んだ結果、こちらにしたのは理由で述べた通りです。
結局、大きくても入れるものがヘルメット以外にない。笑
キャンプには行かないですし、小旅行はリュックレベルの持ち物で十分。
もしかしたら、遠出(例えば東北など)した場合には、より大きいリアボックスが欲しくなるかもしれません。
そのときは買います。笑
けどやっぱり大きいサイズを新しく購入するとしても、ナイロン生地にしてホテルに宿泊したときにクロスカブから取り外して、リュックのように持ち運びが出来るタイプになりそうな気はします。
色んな種類があるからこそ、選びたい放題で凄く楽しい時間でした。
悩んでいるときが一番、楽しいのかもしれませんね。笑
では、また!