旅するCrosscub

クロスカブのこと、国内外の旅、日常的な雑感などの雑記です

肝臓がん・・・その2

★当ブログはアフィリエイト広告を利用しています★

昨日の記事の続きを早速書きました。

↓ 昨日の記事はこちら。

crosscubja60.net

診察するのも大変。
だから病院って嫌なんですよね、時間ばかり掛かるから。
8時に受付して、帰れるのが12時くらい。
もう他の病気になりそう。
なんて言ってる場合ではない疑義が自分には掛かってました。
肝臓がんの可能性がある状況なのですから。


1ヶ月後の診察

年末年始をモヤモヤとしながら過ごし、自分は健康なんだか不健康なんだか自覚症状もないまま、
気分もモヤモヤ曇天模様。
ようやく、造影剤を使っての診察日が来ました。
ただですね、モヤモヤをスッキリさせたい気持ちはもちろんありつつも、診察してもらいたくない気持ちもある。
スッキリ診断された結果が良いのか、悪いのか。
悪い場合は命に関わる病気なのですから・・・。

肝臓がん

肝臓がんって根治し辛いとか、転移しやすいとか悪いネット情報ばかり見てしまう。
根治したって情報もありました。
腫瘍の大きさが2cmならステージいくつくらいだとか、肝臓は大部分を切除しても大丈夫とか・・。
人間、弱気のときは悪い情報を鵜呑みにして、強気のときは良い情報を取り入れようとするのかもしれません。
一体、自分の体の中はどうなっているのか。
とりあえず、がん保険に加入していてどんな保険なのか改めて確認したりしてました。
正月早々に。笑
いや、笑えない!
生命保険って、余命〇ヶ月って告知されると〇百万円を先払いしてくれる保険もあるってご存知でしたか?
私は、家族にステージ4ならば治療しないで生命保険をいくぶん使わせてもらうと言っていました。
スターアライアンスの世界1周航空券(ビジネスで!)を買い、動けるうちに世界1周しようと思っていました。
もう自分は肝臓がんだと思っていたに近い精神状況でした。
あとはステージがいくつなのか、そればかりを考えていました。

造影剤を使ってのCT

造影剤を注射してCTを撮る。
その前に、また血液を抜かれました。
もういいよ、どれだけ抜かれても。笑
そして、いよいよCT機に寝転がる段階にきました。
造影剤の注射針がめちゃくちゃ太いんです。
もう針の穴が肉眼でハッキリと見えます。
看護師さんに「注射針、太すぎません?」って言ったら、笑ってました。笑
これだけ造影剤を入れるんですよ!・・・と見せられたのは、魚肉ソーセージほどの太さと長さの造影剤。
こんなに入れるのか・・・と思うほどの量。
造影剤を注射する前に、どうやら平常時のCTを撮るらしい。
息を止めてー、吐いて―。
を数回繰り返した後、いよいよ造影剤を注射。
痛い、針が太いせいか痛すぎる。
そして、機械が自動で造影剤を押して血管に注入する仕組みだった。
大きい病院は何でも機械化されているようです。
そのうち、看護師さんの人手不足をロボットが補填するようになるのかもしれません。
造影剤を注入されたら、身体が熱く感じます。
何かが血管に入り、体中を駆け巡ってる感があります。
特に具合は悪くなったりはしませんでした。
CTの撮影の仕方は普通。
あっと言う間に終了。
造影剤を入れると仕組みは分かりませんが、平常で撮るCT画像よりもハッキリ見えるそうです。

診断

造影剤を入れてのCT画像を見て、どのような診断が出るのか・・・。
皆さん、聞いてください。
せっかくCT画像を撮影したのに当日、診断してくれないんです。
う・そ・で・しょーーーーー!
また病院に来るのか!!
診断だけを聞きに!!!
面倒が過ぎる。
診断はLINEでいいよ、もう。笑
診断は、ぴったり1週間後。
また、ここに来るのか・・・。
もう待つのがイヤすぎる!!
けど仕方ないので聞きに来る。
1週間後・・・。
1週間後は、午後イチの13時に予約。
予約しているのに私よりも先に診察室に呼ばれる人がいる。
なんでよ!!
病院の予約って、どうなってるんだ!・・・と叫びたいが理性で我慢する。
逮捕されちゃうかもしれないし。笑
13時に予約をして呼ばれたが13時半。
もういいよ、ここまできたら30分の違いなんて無いに等しい。
診察室に入った。
先日の年配のお医者さんだった。
開口一番・・・「まず、結果から言います。肝臓がんではありません!」と。
「はい?」と聞き直してしまった。
だって、自分は肝臓がんは確定でステージがいくつなのかを気にしている段階だったのだから。
「肝臓がんではありませんから、何も心配いりません!」と笑顔全開だった。
なんなら、私よりも嬉しそうだ。笑
「そうですか!!」と私も笑顔にようやくなれた。
私は、明るい性格のお医者さんい巡り会う機会が多いようだ。
では、いったい肝臓に写っている影はなにか。
「膿疱」と言うやつらしい。
腫瘍に見えるブツをCTの断面画像で見ると腫瘍の中が黒い。
黒いのは「液体が入っているから」だそうだ。
腫瘍であれば、このような写り方はしない。
それと腫瘍マーカーは全く正常値。
CT画像+腫瘍マーカーの結果から、あなたは肝臓がんではないと言える。
と言うことらしい。
膿疱は今のところ、処置をする必要はないと言われた。
なぜなのかは忘れた。笑
そして、最後に言われたのは「あなたは肝臓がんではないので、もうこの病院に再診する必要はありません。
よって、今日で終わり!」とシワシワの顔をした年配のお医者さんは笑顔全開で、そう言った。
「はーい♬」と嬉し気に私は答え、診察室を後にした。

まとめ

私は肝臓がんではなかった。
人間ドッグで診断されたのは腹部エコーであるが、エコーで見るには限界があるので誤診ではないし、
気を悪くしないでね、とも言われた。
この約2か月間は、色々なことを考えた。
クレジットカードは全て整理した方良いか。
銀行口座引き落としとなっている銀行アプリのパスワードなんかは紙で保管しておいた方が良いのか。
死んだら葬式にお金なんか掛ける必要は全くなくて、散骨してくれたら良いと遺書を残した方が良いのか。
きっと死んでも誰も悲しんでくれないなー、とか。
自分の行きたい国、都市はいくべきだったな、とか。
買うか迷ったものは、買っておくべきだったとか。
要するに後悔の念が結構あった。
人生は一度きりであり、健康でなければできないことが多いなと改めて思った2ヶ月でした。
病気はいきなりやってきて、自分を絶望の淵に追い込みます。
今回はたまたま運が良かった。
これからは、改めて人生やり残すことがないようにしたいもんだ、そのように思いました。


皆さんも、健康第一で、やりたいと思っていることは後悔しないようにしましょうね。

備忘録・雑記ランキング にほんブログ村 ブログブログ 雑記ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ