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2023年度 建築物環境衛生管理技術者 試験合格の道のり(その1 資格概要

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建築物環境衛生管理技術者 試験合格の道のり(その1

建築物環境衛生管理技術者の資格はなぜ必要?

そもそもですね、なぜ建築物環境衛生管理技術者の資格って必要なんでしょうか。

何のための資格なのかすら、私は知りませんでした!

特定建築物(とくていけんちくぶつ)は、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づき、特定用途に利用される部分の面積が3000㎡以上(学校教育法第1条に規定する学校の場合は8000㎡以上)の建築物と定義されている。
維持管理権原者は、衛生的・快適に使用できるよう、建築物環境衛生管理基準に従って維持管理を行い建築物環境衛生管理技術者を選任 し監督させ、その基準に適合させるための意見を尊重する義務がある。また、特定建築物でない建築物においても、多数の者が使用・利用するものについては同様の管理を行うよう努めなければならないとされている。

wikipedeaより引用

建築物環境衛生管理技術者の主な業務とは?

定建築物の環境衛生上の維持管理に関する業務を全般的に監督するのが、建築物環境衛生管理技術者の業務になります。

  • 管理業務計画の立案
  • 管理業務の指揮監督
  • 建築物環境衛生管理基準に関する測定または検査結果の評価
  • 環境衛生上の維持管理に必要な各種調査の実施
  • 建築物環境衛生管理技術者は、必要があると認めるときは、建築物維持管理権原者に対して意見を述べることができ、これらの者はその意見を尊重しなければならない、とされています。

オフィスビル等を利用する人達が気持ち良く居られるようにすることが主な業務なんだと理解しました。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管、ビル管理士)の資格がなぜ必要なのか、主たる業務が何かを理解したところで勉強を始めました。

建築物環境衛生管理技術者の資格合格を目指すには専門知識は必要?

答えを先に言いますと専門知識がなくても大丈夫だと思います。

なぜなら、私は仕事でビルメンテナンス業を生業とはしていません。
ビルメンテナンス業ではありませんが、電気・機械・情報設備に関わる業務に従事していることである程度の知識は持っています。
ただ、圧縮冷凍機、吸着冷凍機、冷却塔などビルメンテナンス業に特化しているような機械設備の構造や知識、防除(ねずみ君など)等の知識は皆無です。

そもそもですね、ベルヌーイの定理なんかが試験問題に出てきますがベルヌーイの定理がどうだから、あぁだからと仕事をしている人なんて絶対にいないと断言します。笑

そんな私でも、泣きながら勉強をすれば建築物環境衛生管理技術者の試験に合格できることが立証できました。

これまで、どのように勉強をしてきたかについて、これから建築物環境衛生管理技術者(ビル管)の資格取得を目指している方達の参考になればと思います。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管、ビル管理士)の試験はどんな風?

そもそも建築物環境衛生管理技術者の試験って、どんな問題が出るの!?・・・ここからです。笑
建築物環境衛生管理技術者の試験は、1年に一度しか資格取得のチャンスがありません。
合格率の低さは、この試験頻度も影響しているのではないでしょうか。(たぶん

問題数や試験範囲が広く、合格率も低いので難易度が高いように思えますが、効率のよい勉強を行えば、独学でも十分に合格を狙える資格です。

建築物環境衛生管理技術者試験の時間割

建築物環境衛生管理技術者試験は、午前と午後に分かれていて1日かかるロングランな資格試験で、終わったときは疲労困憊になります。笑

  • 午前 3時間(9:30~12:30)
    • 建築物衛生行政概論
    • 建築物の環境衛生
    • 空気環境の調整
  • 午後 3時間(13:30~16:30)
    • 建築物の構造概論
    • 給水及び排水の管理
    • 清掃
    • ねずみ、昆虫等の防除
建築物環境衛生管理技術者試験の問題数
  • 午前  90問
  •  3時間(9:30~12:30)
  • 午後  90問
  •  3時間(13:30~16:30)
  • 合計 180問

途中退席が可能!

試験開始から60分が経過すると途中退席が認められます。

手を挙げて、試験管に試験を手渡して退席が出来ます。

試験終了時刻30分前になったら、逆に途中退席不可となります。

なぜなのかは知りませぬ。笑

午前、午後とも途中退席をしても試験問題は持ち帰ることが可能です。

途中退席をしたら試験問題を持ち帰れないのでは!?と心配をする必要はありません。

後述しますが、私はもう少し考える時間がほしいなーー、と感じた問題は試験問題用紙に★を付けておき、一通り最後までいったら最初に戻って★を付けた問題についてウンウンと唸って考えます。

もちろん、考えたところで正解を得られるかは分かりませんが半年間、泣きながら勉強してきたので悔いのないようにしたかったのでございます。

午前の部を途中退席をして、私は靖国神社で神頼みしました。笑

朝の時点で、昼ご飯の買い物はコンビニで済ませておき、どこか座れるところでムシャムシャと昼飯を食べました。

本来は、午後の部に備えて少しでも勉強すべきなのかもしれませんが、当日の昼休みに勉強をしても意味はないだろう!・・と思い、私は何もしませんでした。笑

建築物環境衛生管理技術者の試験概要

  • 試験概要
    • 試験実施日 毎年 10月 第1日曜日
    • 受験費用 13,900円
    • 合格基準 各科目 40%以上、合計 65%以上(117問以上の正解)
    • 試験形式 5択のマークシート形式
    • 受験資格 実務経験2年以上
    • 試験地 札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、福岡市
    • 試験科目(7科目)
      • 建築物衛生行政概論
      • 建築物の構造概論
      • 建築物の環境衛生
      • 空気環境の調整
      • 給水および排水の管理
      • 清掃
      • ねずみ、昆虫等の防除

建築物環境衛生管理技術者の試験合格に必要な勉強時間はどれくらい?

勉強時間については、個々が持っている知識、経験、頭の良さ!笑、などが違うので一概には言えないと思っています。

ネットで探してみると、資格合格に必要とする勉強時間はバラバラでした。

300時間であったり、1,000時間!と書かれている記事があるなど、本当にバラバラです。
やはり、常識的に考えて何が正解!と言うよりも、受験している人の基礎的な知識・経験、個々の記録力!等によって変わるのは至極当然ですよね。
どの資格試験の必勝法も同じだと思いますが、過去問を5、6年分を5~10周すれば合計 65%以上の正解を得ることが出来るのが一般的なようです。
国家資格なだけに、法令で定められていることを暗記するしかありません!
そのためにも、過去問を繰り返すことは間違いなく必須です。

その2につづく!

 

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