突然ですが、皆さんは車をお持ちですか?
もし、車をお持ちであればどうしたって必要なのはガソリンですよね。
電気自動車もありますが、まだまだガソリン(軽油も)で走っている車がほとんどかと思います。
ガソリン高は延々と続いていて家計を大きく圧迫していると思います。
そのガソリンですが、消費税はもちろんかかっているのはご存知かと思いますが、
他にも多くの税金がかかっていることをご存知ですか!?
ガソリン代が180円だとしたら約40%割が税金なんです。
昨年の12月に決定した令和7年度税制改正大綱で、ガソリン暫定税率の廃止方針が明記されました。
このガソリン暫定税率が廃止になったら、ガソリンの価格はいくらになるのか。
まずは、ガソリンにかかる税金にはどんな税金があるのか整理してみました。
ガソリンの税金にはどんな種類がある?
ガソリン 1Lにかかる固定の税金
- ガソリン税(本則税率)28.7円
- ガソリン税(暫定税率)25.1円
- 石油税 2.8円
ガソリン税・石油税は、本体価格に影響されず常に同一の金額 56.6円
消費税は、本体価格にガソリン税・石油税を足した価格の10%
- ガソリン 180円の内訳
- ガソリン税・石油税 56.6円
- 消費税 16.0円
- 合計 72.6円(約40%)
ガソリン代 180円のうち、72.6円が税金です。
107.4円が純粋なガソリン代です。
そもそもガソリン暫定税率ってなに?
ガソリン税には本則税率と暫定税率があります。
1974年に道路整備の財源不足に対応するため、一時的に増額された税率となります。
田中角栄が作った制度です。
1974年は、日本の高度成長期であり、道路整備は必要なことだったことで
この時代では必要な税金だったと言われているようです。
そして、徴収期間が定められていました。
しかしながら、期限が切れそうになったときには延長や税率の引き上げが繰り返され、
現在も 25.1円/Lの税金 がかかっています。
ガソリン暫定税率が廃止されたらガソリン価格はいくらになる?
ガソリン180円とした場合
27.6円安くなり、152.4円になります。
まとめ
もし、ガソリン代が152.4円(現在のガソリン代が180円だとした場合)になったらだいぶ楽になりますよね。
車を日常的に使っていると、どうしたってガソリンを入れる必要が出てくるわけですから。
自民党は、どうしてあんなに減税に消極的なのか良く分かりませんが今のままでは
参院選は惨敗することでしょう。
国民民主党に頑張ってもらって、まずはガソリン暫定税率の完全廃止がされるよう願ってます。