東海地方の台風被害
台風が東海地方に大雨を降らしている報道があります。
東海地方では記録的な大雨となっていて、2日夜11時までの24時間の雨量は、静岡県浜松市熊で490.5ミリ、愛知県新城市で419ミリ、長野県飯田市南信濃で262.5ミリと、いずれも平年の6月1か月分を上回り観測史上最も多くなっています。
この「24時間雨量 400ミリ」って言うのが、どれくらいの雨量なのか想像しづらいんですよね。
30年に1回の確率で降る可能性のある24時間降水量は、北日本では概ね100~200mmで多いところでは300mm以上、西日本の太平洋側では概ね200~400mmで多いところでは600mm以上などとなっています。奈良県や三重県、宮崎県では700mm以上の地点もあります。
気象庁|異常気象リスクマップ 「30年に1回の大雨」は何mmくらい?
400ミリを超える24時間雨量は「30年に1回の確率で降る可能性がある24時間雨量」だと気象庁HPに記載がありました。
この〇〇年に1回って、近年 良く耳にしてる気がしますが・・・。
日本だけではなく、世界的に異常気象と言われたのはいつ頃からなのか。
異常気象
異常気象の原因が地球温暖化だとした場合、1985年頃から地球温暖化の問題が世界的に取り上げられてきたようです。
いつから地球温暖化が問題とされるようになったのか
1970年代になって、科学の進歩に伴い、地球の大気のしくみについて理解が進み、地球温暖化が深刻な問題として、科学者の間でも注目されるようになりました。1985年にオーストリアのフィラハで開催された地球温暖化に関する初めての世界会議(フィラハ会議)をきっかけに、二酸化炭素による地球温暖化の問題が大きくとりあげられるようになりました。
1988年には、国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)によって、地球温暖化に関する科学的側面をテーマとした政府間の検討の場として「気候 変動に関する政府間パネル(IPCC: Intergovernmental Panel on Climate Change)」が設立されました。これまでに5回発表された報告書では、世界の国の政策や世論に大きな影響を与え、気候変動枠組み条約や京都議定書の議論において、もっとも信頼できる最新の 科学的・技術的知見を提供し続けています。
「気候変動枠組条約」は、1990年の「第2回世界気候会議」のときに、国連のもとで本条約を作成することが決議されました。そして、「気候変動枠組条約」は、1992年5月の国連総会で採択され、同年6月の「地球サミット」の場で署名が開始され、94年3月に発効しました。
日本の夏は、10~20年前は今ほど暑くなかったと記憶しています。
もう東南アジアと比較しても同じくらいの気温か、日によっては東南アジアの都市よりも暑い日がありますよね。
地球温暖化は果たして、地球冷温化するのか、現状維持か、それとも進行していくのか。
生態系も気候によって変化していくことでしょうし、木造建築の神社やお寺も湿度で腐敗しやすくなって痛みが激しくなり、将来に残せなくなったりもするかもしれませんね。
実際、東南アジアの遺跡は黒いカビが付着したりしていますし。
もう地球に残されている時間は短いのかもしれません。
そう考えると、たくさんクロスカブに乗らなきゃ!!と強く思った次第です。笑
今回の台風の影響で、東海地方の皆さんが、大きな被害を受けないことを祈っています。