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柏レイソル ネルシーニョ監督解任!

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ネルシーニョ ついに解任

ネルシーニョ 解任

本日2023年5月17日付けで、ネルシーニョ監督が退任し、井原 正巳ヘッドコーチが新監督に就任することが決定しましたのでお知らせいたします。

【井原 正巳新監督 コメント】
「レイソルに関わる皆様へ、いつも応援をいただきありがとうございます。
ネルシーニョ監督の後を任されることになりました。
今の成績は決してネルシーニョ監督だけによるものではなく、我々スタッフも責任を感じています。
ネルシーニョ監督のためにも、この現状を変えるべく、チーム、選手、スタッフでもう一度結束して、チームを蘇らせるように全身全霊を尽くします。
そのためにはファン・サポーターの皆様の今まで以上の応援と後押しが不可欠です。
我々とともに、柏レイソルの勝利のために戦ってください。
よろしくお願いいたします」

www.reysol.co.jp

解任と辞任・退任の違い

解任、辞任、退任、言葉遊びじゃありませんが調べてみました。

なぜ調べたのかと言いますと「年俸1.5億円のネルシーニョの違約金」を支払った、支払う必要がなかった、が気になったからです。

まぁ、母体が世界の日立ですから「お金がない」なんてことはあり得ないのでしょうが・・・。

  • 解任
    本人の意思に関わらず強制的に行われる。
  • 辞任
    本人の意思によるものである。
  • 退任
    役員等が辞めること。

解任・辞任による場合も退任に当たるほか任期満了による辞職も退任に当たります。

どうやら、辞任報道がないので「違約金が発生した」と考えるのが妥当なようです。

成績は不振、戦術はない、恐らく最後の方は選手からの信頼も失墜していたでしょうから、良いとこなしなのに違約金を支払って辞めて頂く。

何だか理不尽な気がしますね。笑

柏レイソルの開幕から成績

2勝5分6敗の16位、自動降格18位(G大阪)との勝点差は4つ。

得点8、失点16、得失点差-8

2023シーズン開幕前の大補強で「優勝争い間違いなし!」なんて言われていました。

それがシーズンinしたら、優勝どころか降格争いと言って良い低迷。

2023年シーズン開幕前の補強

獲得選手

  1. GK 守田 達弥    サガン鳥栖    完全移籍
  2. DF ジエゴ    サガン鳥栖    完全移籍
  3. DF 片山 瑛一    清水エスパルス    完全移籍
  4. DF 立田 悠悟    清水エスパルス    完全移籍
  5. MF 仙頭 啓矢    名古屋グランパス    完全移籍
  6. MF 山田 康太    モンテディオ山形    完全移籍
  7. MF 高嶺 朋樹    北海道コンサドーレ札幌    完全移籍
  8. MF 落合 陸    東京国際大学    新加入
  9. MF モハマド ファルザン佐名    柏レイソルU-18    トップ昇格
  10. MF 熊澤 和希    流通経済大学    新加入
  11. FW フロート    ヴィボーFF(デンマーク)    完全移籍
  12. FW 山本 桜大    柏レイソルU-18    トップ昇格
  13. FW オウイエ ウィリアム    日本体育大学柏高等学校    新加入

立田、仙頭、高嶺あたりの期待値は凄く大きい報道があったと記憶しています。

高嶺は攻撃に特徴がある選手ではありません。

超絶ミドルがあるわけでもなく、ロングスルーパスを繰り出す広い視野もありません。

彼のストロングは「ノーファールでボールを刈り取れる守備力」こそが全てと言って過言ではありません。

ブラジル人の監督が「守備を重要視」するのか分かりませんが、高嶺の移籍が良い移籍だったのかと言うと・・・、今シーズンが終了したら分かるかなと思います。

退団選手

  1. GK 桐畑 和繁    -    引退
  2. GK 滝本 晴彦    FC今治    完全移籍
  3. DF 高橋 祐治    清水エスパルス    完全移籍
  4. DF 上島 拓巳    横浜F・マリノス    完全移籍
  5. DF 大嶽 拓馬    愛媛FC    期限付き移籍
  6. DF 大南 拓磨    川崎フロンターレ    完全移籍
  7. DF 北爪 健吾    清水エスパルス    完全移籍
  8. DF 染谷 悠太    -    引退
  9. MF イッペイ シノヅカ    未定    契約解除
  10. MF 山田 雄士    栃木SC    育成型期限付き移籍
  11. MF ドッジ    サントスFC(ブラジル)    完全移籍
  12. MF 大谷 秀和    -    引退
  13. FW アンジェロッティ    大宮アルディージャ    期限付き移籍
  14. FW 森 海渡    徳島ヴォルティス    期限付き移籍
  15. FW ペドロ ハウル    ヴァスコ・ダ・ガマ(ブラジル)    完全移籍

OUTした選手の中では、上島、大南、北爪、ドッジ、ペドロ・ハウル、あたりの移籍は柏にダメージがありそうだと思っていました。

放出したのか、選手主導で移籍してしまったのか、それは分かりません。

分かりませんが、選手主導な気がします。(何となく)

ネルシーニョの年俸

1.5億円と言われています。

そして、ネルシーニョは「戦術がない」と柏レイソルOBの近藤直也選手が言っています。

レイソル後援会の公式YouTubeチャンネルでは、先月末から複数回にわたり近藤氏と澤氏による対談動画が公開。
話題がネルシーニョ監督の指導方法に及ぶと、近藤氏は「色々な選手のモチベーションを上げるのがうまかった」と評価しつつも、「(ネルシーニョは)まあたいした戦術は正直ないですけど。
これはもうみんなも思ってると思うんですけど、これは言ってもいいと思います。ないです!」とコメント。

↓ 引用元

柏OB近藤直也がネルシーニョ監督の問題点指摘「戦術ない。同じ練習を…」 | Football Tribe Japan

戦術はなく、競争心をあおるだけで1.5億円の年俸。

これが高いか、安いかは・・・高いに決まってますね。笑

しかしながら、ネルシーニョは監督として日本での実績がしっかりとあるのです。

2011年 J1 優勝

当時の主なスタッフ

  • 監督 ネルシーニョ
  • ヘッドコーチ 井原 正巳
  • コーチ 布部 陽功

選手一覧

  • 1 GK 桐畑 和繁
  • 2 DF 中島 崇典
  • 3 DF 近藤 直也
  • 4 DF 酒井 宏樹
  • 5 DF 増嶋 竜也
  • 6 DF パク ドンヒョク
  • 7 MF 大谷 秀和
  • 8 MF 澤 昌克
  • 9 FW 北嶋 秀朗
  • 10 MF レアンドロ ドミンゲス 
  • 11 FW 林 陵平
  • 13 MF 兵働 昭弘
  • 14 FW 大津 祐樹
  • 15 MF ジョルジ ワグネル
  • 16 GK 稲田 康志
  • 17 MF 安 英学
  • 18 MF 田中 順也
  • 19 FW 工藤 壮人
  • 20 MF 茨田 陽生
  • 21 GK 菅野 孝憲
  • 22 DF 橋本 和
  • 23 DF 藏川 洋平
  • 24 MF 相馬 大士
  • 25 DF 村上 佑介
  • 26 MF 山崎 正登
  • 27 FW ホジェル
  • 28 MF 栗澤 僚一
  • 29 MF 水野 晃樹
  • 31 GK 川浪 吾郎

レアンドロ・ドミンゲスは、物凄い良い働きをしていたと記憶しています。

youtu.be

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ハッキリ言いまして、レアンドロ・ドミンゲスみたいな選手がいれば監督なんて誰でも良い気がしますね。笑

布部GMはコーチのとき、ネルシーニョが監督。

ヘッドコーチは井原。

布部GMは、情実にとらわれてしまい中々、ネルシーニョを辞めさせられなかったのでしょうね。

違約金がかかったこともあり、内部昇格人事。

これは、実にマズい状況と言えるのではないでしょうか。

井原が適任だから内部昇格したのか、それともお金がなかったから内部昇格したのか。

後者でしょうね。

なんせ、ネルシーニョの年俸は1.5億円です。

それが複数年契約だったりしたら、もう目も当てられない金額の違約金を支払ったと言えるでしょう。

2011年の成績

  • Jリーグ    23勝3分8敗/65得点・42失点/優勝
  • ヤマザキナビスコカップ    1回戦敗退
  • 天皇杯    4回戦敗退
  • FIFAクラブワールドカップ    4位
  • リーグ戦チーム最多得点    レアンドロ ドミンゲス(15得点)
  • 表彰選手    ネルシーニョ監督(最優秀監督賞)
  • レアンドロ ドミンゲス(最優秀選手賞、ベストイレブン)
  • 酒井宏樹(ベストヤングプレーヤー賞、ベストイレブン)
  • 近藤直也(ベストイレブン)
  • ジョルジ ワグネル(ベストイレブン)
  • 菅野孝憲(優秀選手)
  • 大谷秀和(優秀選手)

あの優勝を再び!・・・と期待して、柏レイソルはネルシーニョにチームを託したのでしょうが12年前と今では日本サッカーも変わったわけです。

もう、戦術がない監督はJリーグで通用しない段階にJリーグは育った、そう言えるのでしょう。

2018年 J2降格

くしくも前回のJ2降格と同じ状況。

2018.5.13 下平隆宏監督の退任、加藤望ヘッドコーチの監督昇格を発表

歴史年表 2016-2020|柏レイソル Official Site

時期も5月と同じです。

内部昇格も同じ。

今、柏レイソルは非常に危機的状況なのではないかと推測します。

2023年 柏レイソルはどうなるのか

まず、「解任ブースト効果」がかかるか否か、今週末に行われるVS 神戸戦はこれが見どころ。

よりによって現在首位の神戸が解任後の初戦。

ここで解任ブーストがかかり、勝利することが出来れば柏レイソルは勝点を積み上げていけるかもしれません。

マテウス・サビオ、細谷真大を中心に攻撃力は長けている事実は間違いありません。

先日の試合は横浜FCに敗北はしましたが、シュートは25本以上を撃ち込みました。

枠内シュートが5本。

枠内シュート数がこれでは得点するのは難しいでしょうが、チャンスは作れているとしたらば今後の決定力向上が全てでしょう。

細谷真大は、日本のエースになる素材だと思っています。

今夏、細谷が海外移籍をする可能性は大いにあると推測出来るわけですが、海外移籍してしまったら、いよいよ柏レイソルはJ2降格の危機に陥るのではないでしょうか。

彼はチーム浮沈のカギを握っている、そのように思います。

あとは当たり前ですが、怪我人が出るか・出ないか、も大いに影響しますよね。

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